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機能的行動分析と言語コミュニケーション療法

応用行動分析(ABA)が、訓練を受けた専門家チームによって行われるのに対し、責任のある大人ならば誰にでも行えるのが、「機能的行動分析」です。
●機能的行動分析
就学前から成人期全般を通して行われます。学校、家庭、その他の状況で、責任のある大人であれば誰にも行えます。
混乱を引き起こす、あるいは問題のある行動の機能を検証します。そしてよりふさわしいコミュニケーションの方法を提供するのです。
機能的行動分析の長所は、行動問題を減らし、コミュニケーションを向上させることにあります。

機能的行動分析と同様にコミュニケーション能力の向上を目指すのが、「言語コミュニケーション療法」です。
●言語コミュニケーション療法
高機能自閉症やアスペルガー症候群(アスペルガー障害)がある方々は、比較的よく発達した言語能力をもっている、と定義されます。つまり文法的な誤りがほとんど、あるいはまったくなく、流暢に話すことができるのです。しかし彼らには、それでもやはり「言語問題」があります。人とコミュニケーションを図ることができないのです。それは他の人たちと考えや情報を交換するために、社会的文脈で言語を使うこと(語用論)に問題があるからです。そこでこの語用論に焦点を当てて開発されたのが、この言語コミュニケーション療法です。
就学前から成人期全般にわたって行われます。グループ状況、またはお子さん同士がペアになり、言語聴覚士によって行われます。
言語の語用、つまり社会コミュニケーション、抽象的、または複雑な言語的概念の訓練を行います。
言語コミュニケーション療法の長所は、障害があるお子さんが社会生活技能グループに参加できないとき、あるいはお子さんのコミュニケーション問題がより深刻なときなどでも有効であるということです。