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周囲の人達への告知

お子さんがキャンプやスポーツクラブに参加するとき、ご両親は、お子さんがアスペルガー症候群または高機能自閉症をもっていることをそのキャンプのカウンセラーやスポーツコーチにあらかじめ告げておくべきかどうか、随分と悩まれることがあります。

また、ご近所の方々にも知らせておくべきか、さらにお子さんが社会に出て仕事をするようになったときには、職場の上司、同僚に伝えておいたほうがいいのかを、ご両親はよく検討し、判断する必要があります。

こうした「告知」について、『みんなで学ぶアスペルガー症候群と高機能自閉症』星和書店2004では、その賛否両論があることを認めたうえで、アスペルガー症候群と高機能自閉症の診断や関連情報を、お子さんに接する周囲の人達に知っておいてもらうことに多くの利点があることを述べています。

そして、障害をもつ人が自分の障害を打ち明ける助けになるように、と「告白カード」(または、リハーサル台本)を紹介しています。

『みんなで学ぶアスペルガー症候群と高機能自閉症』星和書店2004における「告白カード」「私はアスペルガー症候群です。これは社会的な判断力に影響を与える障害です。そのためときどき私は社会的な状況で、どのように行動したり話したりしてよいのか、よくわからなくなってしまうことがあります。理解していただけると嬉しいです」

さらに『アスペルガー的人生』の著者リアン・ウィリー(アスペルガー症候群をもつ成人)も、告知を幾度となく決意し、考慮すべき重要な要素について多数、自著に記しています。