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DSM-4について

アスペルガー症候群、自閉症、高機能自閉症、「公汎性発達障害」PDDs(pervasive developmental disorders)、「特定不能の公汎性発達障害」PDD-NOS(pervasive developmental disorder not otherwise specified)現在、お子さんの発達障害をめぐる世界は、診断基準が多いに揺れに揺れている状態です。

専門家、この場合、小児精神科医、あるいは心理学者、心理カウンセラー、ということになるでしょうか、の間でも、しっかりと定まっていないのが現状です。

同じお子さんが、診断を受ける機関、診断者によって異なる診断名を与えられることもあります。

またお子さんの年齢があがるにつれて診断名が変わってきてしまった、ということもあるのです。

さらに時代の変化に伴って、かつては自閉症としてひとくくりにされていたものが、現在では「自閉症スペクトラム障害」として低機能のものから、高機能のものまで幅があるものと認識されています。

それでも一応、世界的に診断のバイブルとして認知されているのが、アメリカ精神医学会の『精神疾患の分類と診断の手引き』(DSM)です。

版を重ね、改訂を経て、現在は、その第4版DSM-4が一般的に用いられています。

『精神疾患の分類と診断の手引き』は、精神衛生の臨床医や研究者たちによって、次々に明らかにされていく新しい事実や知識を反映するために、5年から10年ごとに改訂されます。
したがって、みなさんのお子さんが、前の版と新たな版で診断が変わってきてしまうという可能性もあり得るのです。